ポイントを押さえて、良い家を建てよう！>木造軸組みとツーバイフォーどちらが強い？

簡単に言ってしまえば、木造軸組みよりも
ツーバイフォーのほうが、耐震強度は強いと言われています。

ただ、木造軸組みも筋かい、補強金物などを使って
耐震強度を強めているので
今は、ほとんど差がないと言われています。

また、ツーバイフォーは、リフォームが難しいという点があります。

たとえば、住んでから数年後に
「リビングのどこかに扉をつけよう！」
と思っても、そう簡単にはいきません。

壁が耐力壁になっているので
どの壁でも取り外せるわけではないからです。

価格も木造軸組みに比べて、若干高くなるようです。

しかし、これも企業によって
コストダウンに力を入れているところもあるので
一概に、どちらが高い！とは、言えないのが現状です。

木造軸組み工法とツーバイフォー工法以外に
柱、梁の木材の補強に金属を使った「木骨」という工法もあります。

構造計算ができて、木造で間口の大きな空間が作れるのが
大きなメリットですが、反面、価格が高くなったり
家が重たくなるというような欠点があります。

また、木造軸組み工法に、筋交いを減らして
代わりにツーバイフォーなどで使う耐力壁などを利用した
ハイブリッド工法などもでてきています。

いずれの工法でも、「健康的で家族が安心、快適に暮らせる！」
という家は実現する事ができます。

選択ついては、今まで述べたツーバイフォー工法の耐震性
リフォームの難しさ、および木造軸組み工法は
リフォームがしやすいけど、単独では耐震性では劣るので
金属補強などが十分にされているかなど
それぞれの工法についての
メリット・デメリットをしっかりと考えるべきです。

また、新工法の場合も
良い事ばかりではなく、悪い点もあるようなので
自分でもしっかりと調べて
住宅会社の関係者からも説明を受けたのち
納得した上で決定するようにしてください。