ポイントを押さえて、良い家を建てよう！>いい家の基準とは何なのか？

人間には様々な「こだわり」というものがあります。

家に求める欲求、要望、願望は人それぞれあるもの。

リビングや階段、対面キッチンに広いリビング
ウォークインクローゼット、カッコいい洋風な外観などに憧れを抱き
家を建てるにあたって、それらを導入しようと考えることは
とても素晴らしいことです。

逆にたとえば、「リビングイン階段にしたい！」という要望がある人が
予算の関係や家の敷地の関係で「リビングイン階段はやめようかな」と諦めてしまえば
一世一代の買い物もどこか色あせてしまいますし、住み始めてからすぐに
「やっぱり、妥協しておかなければ良かった！」と後悔することもあるかもしれません。

それだけに家づくりに取り組まれる人々にとって
間取りや設備、デザインなどの家の「仕様」と呼ばれるような部分は
家作りにおいてとても重要なウエイトを占めるものといって
間違いないのです。

しかし、それだけで本当に「いい家」と判断していいのでしょうか？

また、その仕様は、お気に入りの営業担当が伝えてくれただけの
情報でしかないような場合もあるんです。

きちんと自分で調べたりせずに、営業担当の言うことを鵜呑みにして
理想の家が建てられるのでしょうか？

家というものは、家族が暮らす拠点となる場所なのです。

つまり、家族の健康や幸せは家というものではなくて
家族が暮らす「住まい」の完成度に大きく依存しているといえるのです。

いわゆる「仕様」というものだけを求めるのではなく
たった一人の他人の言うことは、参考程度にとどめておいて
重要なことは自分で調べて、家族の健康や
幸せな家庭環境を得られるように、するべきものなのです。

たとえば、心から欲しかったリビングイン階段が設置された家であっても
住んでいて冷感が階段から降りてきてしまい「寒い！」と思ってしまえば
「いい家」とは、言い切れないのです。

それは、どこかの旅館やホテルに一泊泊まった！という話ではなく
何十年も住んでいく「住まい」だからなのです。