ポイントを押さえて、良い家を建てよう！>無垢材と集成材の違いを知ろう

さきほど出てきた無垢材の話の続きです。

もうひとつの、よく使われるものは
複数の木材を接着剤で貼り合わせて
圧力をかけてがっしりと固めた
「集成材」というものがあります。

この木材の特徴は
反り返りにくく、強度も強くて
なおかつ接着剤で固めていることで大きな
丸太を必要としないために、若干ですが
安くなるというところもあります。

ただ欠点としては、接着剤のはがれや
使う接着剤によっては
有毒ガスの発生などを指摘する
というような考えもあるようです。

「無垢材」も「集成材」も建材としては
とても多く使われていますし
どちらかが、一方的に良くて
どちらかが、一方的に悪い！というものではないのです。

それぞれに良い点、悪い点があるので
住宅会社から、どんな材料を使うのかなどの説明を
しっかりと受けて、自分が納得する回答であれば
どちらを取り入れても問題ありません。

そのときに、必ずしっかりと理由を聞くようにしましょう！

しっかりと答えてくれないような場合は
注意が必要かもしれません。

ここで重要なのは
無垢材、集成材ともに
「乾燥」が大きなテーマであることを
覚えていてください！

乾燥していない気を使うと、樹液が後から滲んできてしまったり
強度が十分でなかったり
乾燥後に歪みが出てきてしまい家の劣化を急速に早めてしまうことにも
なりかねないからです。

家を建てる際には、必ず乾燥度が15％以下の
乾燥材を使用しているか
住宅会社の担当者に確認するようにしましょう！