ポイントを押さえて、良い家を建てよう！>木造軸組みとツーバイフォーの違い

簡単に木造といっても
実は、さまざまな工法があるのですが
一番良く使われている工法を紹介させていただきます。

日本でもよく耳にするのは
「木造軸組み工法」と「在来工法」と「ツーバイフォー工法」
などといったものです。

木造軸組み工法と在来工法は同じもので
日本古来の伝統的な木組みを活かした工法です。

一昔前は、平らな石の上に木を組みましたが
現在は、コンクリートの基礎の上に
土台を固定して、さらにその上に柱を垂直に建てて
梁を水平に渡し、屋根を組んでいきます。

垂直方向の力には柱
水平方向の力には梁で抵抗するのを
基本原理に「筋かい」と呼ばれる
斜材を数ヵ所に加えて
さらに補強金具を使って
耐震構造の強度を高めます。

この工法は、日本で古くから
発達してきた伝統工法の一つで
在来工法とも呼ばれているのは、そのためです。

設計自由度が高い工法であり
リフォームしやすいという特徴があります。

一方、ツーバイフォー工法は「木造枠組壁工法」とも呼ばれる
北米で発達・普及した工法のことを言います。

断面が２インチ（約5.6センチ）×４インチ（約11.2センチ）の基本材で
枠組みをつくり、その枠組みに構造用の合板を張って
パネル化して、そのパネルを体力壁
つまり家の基本構造として用いるものです。