ポイントを押さえて、良い家を建てよう！>快適な住み心地の実現とは

もう一つ「快適な住み心地」の実現のために
欠かせないことがあります。

それは「家族のつながり」ということ。

今の家というものは、エアコンが部屋単位で付いていて
部屋は閉じられた空間になっています。

そのため、子供が部屋の中に閉じこもってしまい
家族の交流が乏しくなっているような家もあるようです。

もちろん、たとえ家族であっても
プライバシーも大切なので、部屋（特に寝室）は独立していることは
ある面で大切なことかもしれません。

しかし、いつまでもそのような状態では
家族のつながりが薄くなって住んでいて楽しいはずがありません。

つまり、住み心地が良くないような家ということになってしまうのです。

また、最近は広く知られてきましたが
リビングで勉強する子供の多くは
自分の部屋で勉強するよりも成績が良いというような
統計が出ているのだそうです。

そのため、新築のときに奥さんがリビングに作り付けの勉強机を
追加するケースも多いようです。

この家族のつながりというのは
リビングの勉強机などという、いわゆる仕様的なアプローチ以外に
解決できないのでしょうか…

ここでは、もうひとつの要素を考えていきます。

それは「冬は暖かく。夏は涼しく。」ということです。

そうなれば、家全隊の温度差が小さい家をつくってエアコンの力に極力頼らずに
「冬は暖かい。夏は涼しい。」となれば自然とドアは開放されていきますし
そもそも快適な住み心地の住まいを実現できるのです。

そうすれば、子供のプライバシーは維持しながらも
子供部屋に閉じこもりにくくなることもなく
子供の顔、夫婦の顔をいつもみながら生活ができるので
自然と会話も増えてくるのではないでしょうか。

その結果、家族のつながりも
より強くなるというものです。