ポイントを押さえて、良い家を建てよう！>電気蓄熱暖房器具って何だろう？

電気蓄熱暖房器具というものは、割安な深夜電力を使って
蓄熱レンガをヒーターで暖めて、レンガに熱を溜め込んで
昼間は、その熱をファンなどで部屋の中に送り込んで
部屋を暖かくする暖房器具のことです。

昼間はファンを回す以外電気を使わず温められた
レンガが暖房機の内部にあるため
たとえば留守の間も室内を一定の温度に保ってくれるのです。

また、この暖房機を使用すると「暖かい風が直接、身体に当たる」
というようなことが、なくなるんです。

エアコンの空気の吹き出し口から出てくる風は
乾燥している上に、周辺に比べてかなり高温なのです。

そんな風に長時間当たっていると
不快に感じるものです…

電気蓄熱暖房機を使っている先ほど話で出てきた夫婦は
その使用感について「使っていることが、わからないぐらい」とのことでした。

電気蓄熱暖房機はエアコンよりも
「音、風、臭い」この３つのいずれをとっても勝っていると思われます。

冬を快適に過ごしことを考えるとおススメの品でもあります。

もし予算に余裕があるのであれば
視野に入れてみるのも、いいと思います。

ただし、この電気蓄熱暖房機にも難点があります。

１つ目は、湿度を調整できないということ。

冬の寒い空気を暖めることによって、空気が乾燥してしますます。
これは、加湿器を使用すれば解消できます。

２つ目は、いくら深夜電力を使うとはいえ
電気の使用量はエアコンより高くなってしまうということです。