ポイントを押さえて、良い家を建てよう!>外断熱工法のブームがキテマス

一昔前の2000年に内断熱工法に代わる工法として
ブームが起こったのが「外断熱工法」というものです。

内断熱工法は、簡単にいえば「壁の内部、柱と柱の間に
綿状の断熱材をすき間なく詰める工法」ですが
外断熱工法は「外壁のすぐ内側、柱の外側に板状の断熱材を貼り付ける」
というような工法になります。

外断熱工法で使われる板状の断熱材はポリエチレンフォーム
ウレタンフォームなどの材料が使われています。

外断熱工法を推進する業者は

「先進国の欧米は外断熱が主流となっていて、日本は内断熱が主流で
遅れているんです。その上、内断熱工法だと壁体内結露が起こってしまう
可能性が高いんです。」

と訴えてきて、多くのお客さんたちに
関心を持たせていきました。

開発当初の内断熱工法は外体内結露の対策をせず
ただ壁の内部に断熱材を詰めるというだけだったので
屋外と屋内の温度差が生じて
室内から侵入する水蒸気が壁の中で結露して
それが何年も蓄積して家や柱を腐らせてしまうんです。

それを避けるためには、防水透湿シートを貼りつつ
通気層を設けて湿気を逃すという工法を実施する
必要があるわけですが、それでも
「結露を0にするのは、難しい…」
というような意見もあります。

こうした背景などがあって、外断熱工法は
脚光を浴びてきました。

また、外断熱工法の場合、外壁のすぐ内側
柱の外側に断熱材が施されているため家の構造体全体は
断熱されていて、守られているともいえます。

これもまた、外断熱が人気を
博した理由になりました。

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