ポイントを押さえて、良い家を建てよう!>外断熱工法は高い!という事実

ここでは、この外断熱工法を機械的に
否定する!ということではありません。

というのも、外断熱工法は、壁体内結露の問題も
冬の寒さの問題も解決できるからです。

ただ、一つお伝えしなければ〜とすれば
「高額なお金をかければ、いい家は建つ」ということです。

つまり、外断熱工法を採用した場合は
坪40万円前後で、エアコンに極力頼らない
「夏に涼しくて、冬に暖かい家」で
さらに「結露しない安全な家」は建てることは、難しいのです。

実際に、外断熱工法は最低でも坪50万円前後、一番多いのは
坪70万円前後ではないでしょうか。

「もっと安くできる!」
と反論される方もいるでしょうが
外断熱工法の第一人者である松井修三さんという方は
ベストセラーの著書「いい家が欲しい」の中で
「安く実現できる外断熱工法は手抜き工事が行われている危険がある」
と述べています。

実際、外断熱工法はシロアリ対策が必須と言われています。

断熱材が外側に貼られているために
その中がシロアリの侵入経路になりやすいからです。

これを防ぐには、多少値段が高くても
良い対策を講じる必要があります。

また、詳細は割愛しますが
前途の松井修三さんが提唱する外断熱工法は
性能の高い換気システムを導入することが求められます。

なお、この外断熱工法も輻射熱が断熱材に当たって熱を蓄える
現象からの免れるわけではないので
「夏の夕方に外よりも屋内の方が暑いという現象」が
いくらかは起きることは、否定できません。

というのも、内断熱工法と同様に夏の外の熱を完全にシャットアウト
するということが、できないのです。

ただ、外断熱工法の家の多くは、建物の壁の中で
空気を循環させているので、内断熱工法の家に比べて
その影響は、軽微であるのです。

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